ふくつなぎ 292

2014年08月01日(金)

14人目  山笠な人々 角信喜さん・大賀康子さん

津屋崎祇園山笠が発足から300年、復活して40周年を迎え、この特別な年を記念して「津屋崎祇園山笠三百年記念記録誌」が発行されました(平成25年度住みよいまちづくり推進企画)。編集長の角信喜さんと、作成に携わったひとり、大賀康子さんに話を伺いました。

角信喜さんは幼いころから山笠に触れ、当たり前に山を舁いてきました。作成の責任を背負った立役者です。人から人へ語り継がれてきた山笠の物語を、聞き書きで記していきました。津屋崎の方々に散らばる口伝(くでん)を、いわば点として摘み取っていきました。

大賀康子さんは若いころから歴史に触れ、津屋崎町史の編纂で民俗調査に携わりました。自らを裏方と語り、博多の櫛田神社からお借りした貴重な文献や、今回初めて発見された津屋崎山笠の記録史などから史実を抜き出しました。遠い過去から今現在まで、いわば真っ直ぐな線を引きました。

数々の点と一本の線、それらが編まれたとき津屋崎祇園山笠の姿が現れ、ひとつの形となりました。裏表紙には「百年後の津屋崎祇園山笠のために」とあり、その姿形は百年後の未来の為に、未来を生きる子供たちの為にあります。

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飾り付けが行われる前の山笠。晴れ舞台をひっそりと待つ。

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山を囲う小屋の柱に稲が束ねられていた。

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角信喜さん(自身が働く三粒の種・浜の家にて)

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大賀康子さん(津屋崎千軒民俗館・藍の家にて)

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大賀さんの冊子には、書き込みがところせましと

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山笠は前に走り続ける。